仕事柄、【FileMaker】というデータベースソフトでDB構築をすることがあります。主に、ネットショップの業務支援のものが多いのですが、注文番号を検索するときにハマったことがあったので、備忘録がてら記事を残しておこうと思います。

ユーザ企業からの問い合わせが事の発端なのですが、注文番号の末尾に【-1（ハイフン イチ）】が含まれるものがあるので、これを抽出したかったのです。注文番号のフィールドは「テキスト」フィールドなので、単純に【-1】で検索すればいいかと思いきや、これでは抽出できず。いや、正確に言うと、抽出できるものとできないものとがありました。

ならば【*-1】ではどうでしょう。【*（アスタリスク）】は任意の文字列を含むという条件でいろいろと使い勝手がいいのです。ただし、結果から言うと、これもNGでした。先程の【-1】だけでは検索できなかったものが抽出されましたが、今度は【-1】だけで抽出できたレコードがヒットしなくなりました。。。なんでやねん！

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FileMaker Pro 15

注文番号が検索対象となっているため内容が数値だけというわけでもなく、おそらく、その影響で【-1】でも【*-1】でも完全には検索できないのでしょう。スクリプトを作ってしまう、あるいは、注文番号に出現する最後の【-（ハイフン）】から後ろに数字を含むものでフラグを作成するなどの対処方法はありますが、普通に検索できないというのがユーザに対しての回答を悩ませることになりました。内部的には面倒なことであっても、大抵の場合、ユーザはそう思ってはくれませんからね(TдT)

結局、それ以外の解決方法が思い浮かばず、回答を放置するわけにもいかず、ということで、どうにかして誤魔化すか、最悪、検索するためのスクリプトを新設しようかと思って連絡したのです。電話で相手が出てくるのを待っている最中に、テキトーに検索条件を入力しては検索、入力しては検索を繰り返していたら、求める結果が出たではありませんか！その時の検索条件は以下のとおり。

【==*-1（イコール イコール アスタリスク ハイフン イチ）】

え！？【*-1】でヒットしないのに【==*-1】ならヒットするんですか！？もうよくわかりません・・・。フィールドの索引に関する資料を熟読すれば答えが載っているのかもですが、なんでこの条件で検索できるんだろう(._.)というか、そんな資料は公開されているのだろうか。教えて！詳しい人！

とりあえず、問い合わせ対応という点ではクリアしたものの、「なんか呪文みたいですね。」と苦笑されたとさ(^_^;)

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